宗堂桜  岡山各地  花のいろいろ
名称      ヒイゴ池湿地
場所   総社市 ヒイゴ池湿地
説明 ヒイゴ池湿地は、岡山自動車道の建設計画で消滅の危機にあったが、市民団体等の働きかけにより計画が変更され、保全された経緯を持つ。現在、総社市が中心になり、地元自然保護団体と協力して維持管理を行っている。9,000平方メートルの湿地内には、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種としてあげられるトキソウ、サギソウをはじめ、700種以上の植物と、世界で一番小さなトンボといわれるハッチョウトンボ(体長10から15mm)や、ベニシジミなど500種以上の昆虫が生息しているそうで、訪れる人の目をなごませてくれる。
なお、ハッチョウトンボ、サギソウ、トキソウ等は5月から8月頃に見ることができる。
※「ヒーゴ」とは「ツバメ」の意味で岡山県北部を中心に使われる方言。
− ヒイゴ池とガマ (2006年9月23日撮影) −
(ガマ科)「因幡の白兎」の唱歌でなじみの植物。水辺に生える大型の草。夏、葉の間から出ている茎の先に花をつける。先端に雄花の穂、すぐその下に雌花の穂が出来るが、雄花穂と雌花穂がくっついているか、離れているかは種類により異なる。白兎がくるまったという穂綿について、長い間疑問を持っていたが、知人が「ガマ」の穂をほぐして見せてくれて納得。果実に長い白毛がついているので、それが集まると綿のように見える。蒲。
ギャラリー
ヒヨドリバナ (2006年9月23日撮影) シラタマホシクサ (2006年9月23日撮影)
(キク科)多年草、高さ80cmほど。茎頂に淡紅色、または白色の小さな頭花を密生する。花後の冠毛がヒヨドリのそれに似るからというのが名の由来。 (ホシクサ科)湿地に生える美しい名の花で、小球状の花を頭上につける。時に群生するが、全体的には少ない。「シラタマ」は濁らない白色の意味。白玉星草。
ヒレタゴボウ (2006年9月23日撮影) ヤシャブシ (2006年9月23日撮影)
(アカバナ科)自宅近くの空き地にも多く見かける。10月頃花が咲くと一面黄色になる。ヒレタゴボウとは茎に鰭のあるタゴボウの意。鰭田牛蒡。 (カバノキ科ハンノキ属)落葉小高木。山地に普通に見られる。高さ5から7m。雌雄同株。長い尾状の花序で果実は褐色、近縁のヒメヤシャと同様染料になる。夜叉五倍子。
アキノウナギツカミ(2006年9月23日撮影) アレチヌスビトハギ(2006年9月23日撮影)
(タデ科)1年草。湿地で普通に見かける。高さ1m、茎は細長く、よく分枝して横に広がる。横向きのとげが茎にあり鰻でも掴めるというのが、名の由縁。面白い命名である。 (マメ科)北米原産で、昭和30年代以降急速に広まった。必ずしも荒地に生えているわけでもなく堤防、河川敷等にも多い。写真のものは湿地に入る手前に生えていた。
参考文献
 岡山県大百科事典       岡山県大百科事典編集委員会 1980
 岡山県自生植物目録      大久保一治著           1989  347p
 岡山花の名所百選       山陽新聞社出版局編       1996  157p
 続岡山を歩く           岡山徒歩の会編          1996  224p
 香りの草花ハーブ        大塚みゆき監修          1999 143p
 花ごよみ花だより        八坂書房編             2003   397p
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修           2004   335p
 花の名前辞典          浜田豊彦監修            2005    319p
 花ごよみ365            八坂書房編            2005   396p
「花おりおり」1-10巻        湯浅浩史 文 矢野勇ほか    2000-2006
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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