経 蔵 と 開 山 塔
経蔵と開山塔 キョウゾウトカイザントウ
説 明  経蔵(または経堂)は本堂の西南に位置します。経本を収蔵しています。
幅・奥行とも4間。元禄11(1698)年5月創建のままです。
 開山塔(開山塔瑞雲殿)は経蔵の裏(西側)に位置します。建物は2棟あり、元禄13(1700)年の創建です。普段は目に付きがたいところです。年末大掃除の時にしか中は見る機会が得られないようです。
 開山禅師の木像が祀られており、その木像は大仏師弘教が綱政公の命により作成されたものとのことです。その眉毛は禅師の生毛を植えたものと言い伝えられています。11月9日遺徳を偲んで法要が行われます。この脇には太元孜元禅師、儀山善来禅師、伝衣老師など歴代の住職の塔處が守られているとのことです。文化遺産としても貴重なものであると推察しますが、写真撮影の機会は未だ得られていません。
経蔵正面
− 経蔵(平成13(2001)年7月29日撮影) −
本堂から秋の経蔵 経蔵正面通路
- 本堂の窓から眺めた秋の経蔵 - 経蔵は西に面し、石畳の歩道が東西に走って
いる。右側は本堂の屋根の庇、左側は林で
ある。総門からの通路が中央の十字路に至る。
開山塔塀外から 開山塔塀の表示
開山塔の周辺は塀で囲まれている。 左図の門の左側の塀に開山塔と
表示されている。
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〔岡山県立図書館メディア工房〕