きょうどじょうほうネットワーク > けんさくけっかいちらん
とくしゅう:岡山の昔話
No.1おんせいこうろぎの恩返し(動物報恩) 【音声】
がいよう:甲斐の国の勘十郎が山で、栗のいがの中に入って出れなくなっているコオロギを助ける。コオロギは王様のところに行き「甲斐の国の勘十郎に甲斐の国をやらねば王の首はちょんぎれる」と泣く。勘十郎は甲斐の国をもらう...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:富坂 あさの/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.2おんせい姥捨て山 【音声】
がいよう:孝行息子が、親を捨てずに座の下にかくしていた。ある時、難題を持ちこまれたが、親の知恵で解くことができた。それ以来、親を捨てる風習はやんだ。作品時間:3分50秒
さくせいしゃ・さくせいだんたい:安広 俊子/語り手稲田 浩二/監修山内 靖子/編集稲田 浩二/採集仙田 実/採集山内 靖子/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.3おんせいすっぺい太郎(猿神退治) 【音声】
がいよう:昔、神様から白羽の矢が立つと、そこの娘を神輿にのせて社前へ捧げていた。あるとき一人の男がこれをきいていぶかり、神輿とともに社前に行き、人々は帰宅したが彼だけは大木の穴にかくれていた。すると化物が出てき...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:日名 安男/語り手稲田 浩二/監修仙田 実/編集仙田 実/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.4おんせいすからかっぷ瀬戸が浜 【音声】
がいよう:ある貧しい青年が、すからかっぷ瀬戸が浜の宮に参る。途中、①娘の病気②夜中の化物③蛇の体がほかる―の原因を尋ねてくれとたのまれる。①家の礎石に墓石を使っている。②朱千壷、金千壷が家の下に埋まり化けて出る...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:賀島 飛左/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.5おんせい馬子どんと山んばばあ(牛方山姥) 【音声】
がいよう:年のくれに、馬子が町へぶりを買いに出る。途中で山んばばあにおどされ、ぶりも馬も食われる。馬子があき家のあまだにかくれていると、山んばばあがもどってきて、もちを焼く。馬子がそのもちをかすめ取る。山んばば...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:立田 富之助/語り手稲田 浩二/監修稲田 浩二/編集稲田 浩二/採集福田 晃/採集立石 憲利/採集稲田 和子/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.6おんせいだれだら屁 【音声】
がいよう:金持に、泥棒がはいろうとすると「誰なら」といつもいう。みると女中の屁の音であった。尻に詰をして、盗み、帰りに詰にひっかかり、詰が取れて「誰なら、誰なら」と大きな屁が出て、家人に盗人はつかまった。作品時...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:安東 克之/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.7おんせい鴨取り権兵衛(まのよい猟師) 【音声】
がいよう:鴨を射ちに行き、鉄砲をふるわせ、一度に多くの鴨をとる。池の中に入って射った鴨をとる。池からあがる時、兎の耳をひっぱり、山芋のつるをひっぱって、兎と山芋をとる。ふんどしの中に、えびが入っていて、鴨、兎、...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:立石 長/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.8おんせい猿と貝の恩返し(動物報恩) 【音声】
がいよう:猿が貝が口を開いているところに、手を入れ、はさまれる。和尚が、猿と貝をはなす。猿はよろこんで宝物のあるところに案内する。和尚は、宝物をもとにして、船で商売をする。ある時、船に穴があき、水が入り沈みそう...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:横山 嘉一/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.9おんせい茶の実(愚か村話) 【音声】
がいよう:殿様から茶のみを出せと言われ、茶飲みの競争をさせたら、十五はい飲んだものが一位になった。その者をお城に連れていって、「茶飲みを連れてきました」と差し出したところ、「茶飲みではない、茶の実を出せと言った...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:丸上 虎市/語り手稲田 浩二/監修山内 靖子/編集仙田 実/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.10おんせいとびと烏(ふくろう紺屋) 【音声】
がいよう:昔、とびは紺屋じゃった。おしゃれな烏がやってきて、他のどの鳥にもない色に染めてくれと頼んだ。とびは考えて真黒に染めてやった。ところが、烏は怒り、今でもとびを見ると烏はけんかをしかける。作品時間:1分1...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:玉谷 一義/語り手稲田 浩二/監修仙田 実/編集仙田 実/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.11おんせい宝手拭 【音声】
がいよう:女が機を織っているところへ、乞食がやってきて水を乞う。女は断わる。下女が、水と自分のむすびを与える。礼に手拭をくれる。それで顔をふくと美しくなる。女が、さがしてきた乞食からもらった手拭で、顔をふくと馬...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:賀島 飛左/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.12おんせい桃売りとおさよ 【音声】
がいよう:大工が美しい女を嫁にする。殿様がその女を出せという。女は大工に桃の種を与え、桃がなったら城に売りに来いという。女は殿様のところで、全然笑わない。三年目、男はなった桃を持って城に売りに行く。女が笑う。殿...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:賀島 飛左/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.13おんせいどじょう汁の話 【音声】
がいよう:めくらの仲のよいおじいさんとおばあさんがいて、どじょう汁をしてたべようとした。ところがどじょうがいなくなり大げんかとなったが、いろりの中でどじょうははねまわっていた。それを聞いてめくらはつらいもの、一...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:信原 芳枝/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.14おんせいお銀小銀 【音声】
がいよう:お銀小銀という仲のよい義姉妹がいた。お父さんは商売で出かけることが多く、番頭とまま母がしたしくなり、お銀の方を殺そうと思うようになった。お銀のごはんに毒をいれるが小銀が教えて助かる。また夜中に殺そうと...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:横溝 楽市/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.15おんせい松山鏡 【音声】
がいよう:親孝行の息子が殿様からほうびに鏡をもらう。長持の中にしまって朝夕みていた。嫁さんが心配してのぞくと、女の姿がみえ、けんかとなる。そこへ、通りがかりの尼さんが長持の中をのぞくと坊主がみえたという。「おま...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:山岡 静子/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.16おんせいけだものの知恵くらべ 【音声】
がいよう:日本の大将狐・天竺の大将虎・唐の大将ししが知恵くらべをすることになり、狐は一時間に千ケ寺の寺を建てた。虎は一時間に千里の藪をくぐるが、狐がせなかにのっていた。こんどはししの番でほえると身柄とんで散り、...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:古川 竹迺/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.17おんせいとりがね池の大蛇の話(賢こ渕) 【音声】
がいよう:備中町とりがねの池に、鴨撃ちに行った男の足の指に、くもが糸をかけていく。男は糸を木の株にかけかえる。すると、木の株は池の中に引き込まれ、大蛇が池の中から現われる。男は、大蛇に向けて鉄砲を撃ち込む。その...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:市村 浅次郎/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.18おんせいおきいさんぎつね(きつね退治の失敗) 【音声】
がいよう:きつねがだます、だまさないで若衆がかけをする。だまされないという若衆が、おきいさんぎつねの出るお宮に行く。女に化けたきつねは、「あんたはだまされん。これから、化けて祝言の御馳走を食べに行くから、確かな...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:市村 浅次郎/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.19おんせいひばり牛飼い 【音声】
がいよう:昔、牛飼い子が、牛に水を与えない。そのため牛はたいそう苦しんでいた。牛飼い子は死んでから、生まれかわってひばりになった。ひばりは、水を飲もうと思って、空から川をめざしておりるが、いつも川原で水がないと...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:市村 浅次郎/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集柴口 成浩/編集立石 憲利/採集柴口 成浩/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース
No.20おんせい猿聟入 【音声】
がいよう:百姓が「ごぼう抜きをしてくれたら娘をやる」とひとりごとをいう。猿が出てきてごぼうを抜いてくれる。下の娘が猿の嫁になるのを承諾してくれる。娘は嫁入り道具に石臼をもらい、猿に負わせて行く。途中、川の上に咲...
さくせいしゃ・さくせいだんたい:井上 良一/語り手稲田 浩二/監修立石 憲利/編集立石 憲利/採集
こうかいび:2011-02-27
データベース:きょうどじょうほうデータベース