会陽って何だろう − 寺社の紹介(備前地区) 
リストマーク 名称(ヨミ) 満願寺(マンガンジ)
リストマーク 所在地 岡山市古都南方
− 本堂上部の絵(撮影:1992年) −
リストマーク 寺社の説明 正式には、「室山満願寺慈眼院」
宗派:真言宗
開基:天平勝宝元(749)年、鑑真 ※寺伝・縁起等による
本尊:十一面観世音菩薩
リストマーク 当寺の会陽
起源等 はじまりは、不明。
残っているシンギからも明治10年代までは行われていたようである。
現在の
会陽
行われていない。
その他 会陽が廃止された後も、昭和30年代までは、串子(シンギとともに投げられていた)のみは南方地区の各戸に配布されていた。
リストマーク 参考情報 備前四十八ヶ寺の1つ。
南都(奈良の都)西大寺の末寺。
鎌倉時代末正和年中(1312〜1316)に火災があり寺内の建物を多く焼失したが、近世小笠原長光により再興された。
文化年中の岡山藩領手鑑には、慈眼院など寺中3院、観音堂、大師堂、鎮守、鐘楼、仁王門があると記載されている。
なお、境内には、西大寺の会陽をはじめたといわれる忠阿上人の墓がある。
リストマーク ギャラリー
◆シンギと牛玉宝印(撮影:1994年) ◆シンギ(撮影:1994年)
※立てた状態
◆牛玉と枝牛玉(撮影:1994年)
※各戸に配られていたもの。
◆備前48ヶ寺の38番であることを示す額(撮影:1994年)
※一番上の写真の部分切り取り
リストマーク 参考文献 『備前記』
『備陽記』
『吉備温故秘録』
『上道郡誌』 上道郡教育会/編 (1922年)
『古都村史』 小坂 保/〔ほか〕編 (1958年)
『西大寺町誌』 伊原 仙太郎/編 (1971年)
『岡山の会陽』 三浦叶著 (1985年)
『高野山真言宗備前お寺めぐり』 高野山真言宗備前宗務支所 (1988年)
 トップページ        寺社一覧リスト        このページの一番上に
〔岡山県立図書館メディア工房〕
《ご参考》デジタル岡山大百科を使えば、さらに関連情報を調べることができます。
  〔 本を探す ・ インターネット上で郷土情報を視聴する ( キーワード 地図 ) ・ レファレンス事例を探す 〕