会陽って何だろう − 寺社の紹介(備前地区) 
リストマーク 名称(ヨミ) 沖田神社・道通宮(オキタジンジャ・ドウツウグウ)
リストマーク 所在地 岡山市沖元
− 鳥居(撮影:1992年) −
リストマーク 寺社の説明 初見:元禄7(1694)年
祭神・猿田彦命
リストマーク 当寺の会陽
起源等 天保元(1830)年、神官・金谷正時が手習所を開設し、毎年旧正月25日の初天神に天満宮で子どもたちに半紙や筆を投げ奪い合ったのがはじまりと伝承されている。
1840年頃からは、道通宮で旧正月18日の晩、大人の会陽ががはじまった。これにあわせて、天満宮で子どもの会陽がはじまり、大人と子供の会陽が昭和29(1954)年まで続けられた。
しかし、大人の会陽は、喧嘩が激しく、昭和30(1995)年をもってとりやめになった。そこで、道通宮で子どもの会陽が開かれるようになり、天満宮の会陽は、なくなった。
現在の
会陽
昼間、約200人(平成18(2006)年)の男子小学生が参加し実施される。
2月の西大寺会陽の次の日曜日に行われている。
午前10時ごろから、近くの小学生が集まってきて、正午にシンギが投げられ、奪い合いがはじまる。
その他
リストマーク 参考情報 沖田神社境内の道通宮は、岡山藩の干拓工事を記念して元禄7(1694)年に創建されたものである。
リストマーク ギャラリー
◆幸魂串とシンギ(撮影:1992年)
※木に「神木」と彫られている。
◆社殿内にある絵馬(撮影:1992年)
リストマーク 参考文献 『岡山市史』 
『岡山の会陽』 三浦叶著 (1985年)
『沖新田開墾三百年記念史』 沖新田開墾三百年奉賛会記念史編集委員 (1995年)
『本神木求め熱く激しく 争奪戦 まわし姿の男児  岡山「道通宮子供会陽」』 山陽新聞 2006年2月27日
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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