会陽って何だろう − 寺社の紹介(備前地区) | |
名称(ヨミ) | 弘法寺(コウホウジ) | |
所在地 | 瀬戸内市牛窓町千手 | |
− 弘法寺正面(撮影:2006年) − |
寺社の説明 | 正式には、「千手山弘法寺遍明院」 宗派:真言宗 開基:大化4(648)年(天智天皇の勅願) ※寺伝・縁起等による 本尊:千手観音 |
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当寺の会陽 |
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参考情報 | 備前48ヶ寺の1つ 弘法寺が、もっとも栄えたのは、鎌倉時代から南北朝時代である。朝廷の祈願所であり、後醍醐天皇論旨の写しもある。 また、観応元(1350)年、足利尊氏は西下して備前国福岡(瀬戸内市長船町福岡)に滞陣し、弘法寺に戦捷祈願をした。「足利尊氏御教書〔みきょうしょ〕」(県重文)にそえて、「藍革肩白腹巻〔あいかたしろはらまき〕」(国重文)「太刀銘備州長船盛光」(国重文)を供えた。 本堂は、昭和42(1967)年の火災で焼失し、現在は仁王門と本堂跡上段の常行堂・山王社と遍明院・東寿院の2坊を残すのみである。 本坊遍明院の本尊は「五智如来」(国重文)で、中心の仏木造大日如来坐像は典型的な藤原後期の作である。 東寿院にも名工快慶の銘がある「木造阿弥陀如来坐像」(国重文)がある。 毎年五月五日に行われる練供養〔ねりくよう〕は、大和の当麻寺〔たいまじ〕、美作誕生寺のものとあわせて、三大練供養といわれている。 |
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ギャラリー |
◆牛玉宝印(撮影:1994年) | ◆枝牛玉(撮影:1994年) |
◆シンギ(撮影:1994年) ※明和9(1772)年の文字がみえる。 |
◆シンギを納めた箱(撮影:1994年) ※「真木」と記載されている。 |
◆シンギ(撮影:1994年) ※立てた状態(その1) |
◆シンギ(撮影:1994年) ※立てた状態(その2) |
参考文献 | 『岡山の神社仏閣』 市川俊介 (1978年) 『岡山の会陽』 三浦叶著 (1985年) |
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