会陽って何だろう − 寺社の紹介(美作地区) 
リストマーク 名称(ヨミ) 岩倉寺(イワクラジ)
リストマーク 所在地 西粟倉村長尾
− 岩倉寺遠景(撮影:1994年) −
リストマーク 寺社の説明 正式には、「宝倉山観音院岩倉寺」
宗派:真言宗
開基:役之行者 ※寺伝・縁起等による
本尊:十一面観音
リストマーク 当寺の会陽
起源等 会陽は、江戸時代の文化・文政のころから始まったといわれる。
現在の
会陽
毎年2月9日の夜、裏山の観音堂で行われる。
まず、修正会の祈願が行われ、次に、午後8時半から本堂前広場で紅白の福餅まきがある。そして、本堂裏の滝つぼで身を清めた裸群が入場し、午後9時半に、ご福窓から陰陽2本のシンギが投下され、奪い合いが始まる。
なお、平成10(1998)年は、2月14日夜、約50人が参加して実施された。
その他 西大寺でいう「くしご」をここでは、「ごぐし」と呼んでいる。
リストマーク 参考情報 南北朝時代、正平年間(1346から1370年)に赤松氏と山名氏との争いによって焼失した。その後、再建されたものが元亀年間(1570から1573年)に再び焼失した。現在のものは、天正年間(1573から1592年)に再建されたものという。
なお、寺内には、名前の由来となった岩倉がある。
リストマーク ギャラリー
◆シンギ(表)(撮影:1994年) ◆シンギ(裏)(撮影:1994年)
◆シンギ(撮影:1994年)
※立てた状態
◆シンギとゴグシ(撮影:1994年)
◆鎮守堂(撮影:1994年) ◆観音堂(撮影:1994年)
リストマーク 参考文献 『英田郡誌全』 英田郡教育会 (1923年)
『岡山の会陽』 三浦叶著 (1985年)
『裸群激しい争奪戦 安養寺と岩倉寺で会陽』 山陽新聞 1998年2月16日
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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