会陽って何だろう − 会陽で使われていた用具等 | |
名称(ヨミ) | シンギ | |
西大寺観音院 会陽での役割 |
投げ入れられ、奪い合いが始まると、会陽は、最高潮に達する。 手に入れた者は、福男としてその年を幸福にすごせるといわれる。 |
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− 最近発見された12角形のシンギ:笠岡市持宝院 − |
説明 | 宝木(西大寺観音院など)、心木、真木、信木、神木など様々な字があてられている。 その意味は、諸説あり、例えば、牛玉紙に巻かれた中心の木というものなどがある。 |
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補足説明 | 材質・形状は、さまざまである。 現在、丸谷氏は、次の8種類のシンギを発見している。 1 樹皮を取り除いただけの丸棒 2 樹皮付き二分割 3 丸棒 4 丸棒二分割 5 六角形 6 六角形ニ分割 7 八角形 8 十二角形 |
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参考情報 | シンギを手に入れることは、非常に価値があることと考えられており、偽物をつくる者が後を絶えない。そのため、獲得されたシンギが本物であることを証明するために、例えば、二分割にし、一方を寺社が保管し、二つがぴったりと合わさるかどうかを確かめるなどの方法がとられてきた。 |
参考文献 | 『岡山の会陽』 三浦叶著 (1985年) | |
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〔岡山県立図書館メディア工房〕 | |
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