タイトル画像  妙本寺
リストマーク 名称(ヨミ)  妙本寺番神堂(ミョウホンジバンジンドウ)
妙本寺番神堂
−  妙本寺番神堂(撮影時期:平成15年5月) −
リストマーク 説明 国重要文化財:昭和2(1927)年指定
三十番神を祀るため、鎮守堂とも呼ばれる。
この番神堂の建築に関して、次のようなエピソードが伝わっている。
明応6(1497)年 京都の神祇官「ト部(吉田)兼倶〔かねとも〕」は三十番神に関して宗教の勝敗にかかわる難問状を本国寺・妙蓮寺・妙本寺に送った。このうち、妙本寺日倶僧正の回答文は理路真正で文意絶妙であったため、兼倶は感服の手紙を妙本寺に送り、番神堂を京都の工匠に命じて寄進したという。
建物は、一間社流造りで正面に唐破風造りの向拝を取り付け、彫刻と粉彩に装飾された、優れた桃山建築である。
※「三十番神」とは、1日交代で仏(法華経)を守護する三十人の神のこと。
リストマーク ギャラリー
妙本寺番神堂拡大
 妙本寺番神堂拡大(撮影時期:平成19年2月)
リストマーク 参考文献 『賀陽町史』
   賀陽町教育委員会 編,賀陽町,1972,981p 図 地図
『岡山県大百科事典−下』
   岡山県大百科事典編集委員会 企画編集,山陽新聞社,1980,1462p
『野山宮内少輔益朝』
   大月 史重著,1998,73p
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