宗堂桜  岡山各地  花のいろいろ
名称 深山公園
場所 玉野市田井
説明 深山公園は、玉野市の市街地の背後に広がる山間、国道30号に接した標高50から180m、面積200万平方メートルの自然を生かした公園である。広大な園内には約7,000本の桜をはじめ梅、椿、ツツジ、モミジなど300種を超す約15万本の木があり、四季折々の花が楽しめる。また、園内には5つのため池と松林をはじめとする緑豊かな散策コースが設けられている。
近年、北入口東側に深山イギリス庭園が完成し、英国式庭園の瀟洒(しょうしゃ)な雰囲気も満喫できるようになった。
− 深山イギリス庭園(2004年5月5日撮影) −
写真中央はイギリスの運河(カナール)をイメージしてつくられた池である。
なお、ギャラリーでは、深山イギリス庭園の花を中心に紹介している。
ギャラリー
ジキタリス (2004年5月5日撮影) マーガレット (2004年5月5日撮影)
(ゴマノハグサ科ジキタリス属)ラテン語で指袋(花の形から)。古くから薬用植物として知られる。まっすぐの長い茎の下から咲きあがるものが多い。花色は、紫・白・ピンク等いろいろで、花の中の暗色斑点が特徴である。 (キク科)低木状多年草。マーガレットは、ギリシャ語では真珠のことで、花の白さを現す。高さ60から100cm。葉は春菊に似て深裂。夏、白色の舌状花を開く。桃・黄色の花や八重咲きもある。

オオデマリ (2004年5月5日撮影)
スイレン (2004年5月5日撮影)
(スイカズラ科ガマズミ属)本州以西に自生するヤブデマリの園芸種。落葉低木で高さ約2m。アジサイに似た白色球状の花を開く。アジサイと違い花全部が装飾花、豪華で庭木として好まれる。 (スイレン科スイレン属)熱帯スイレン等の水草の総称。日本にはヒツジグサ(羊草)が自生。小型種はヒメスイレンともいう。泥中の根茎から、長柄のある茎を伸ばして、水面に浮き花をつける。
モクレン (2004年4月19日撮影) スミレ (2004年4月19日撮影)
(モクレン科モクレン属)落葉低木で、高さ約4m。中国原産。葉に先立って、暗紅紫色の半開状の6弁の大型の花を開く。ハクモクレン、コブシ、シデコブシ等は近縁種。別名シ(紫)モクレンというが、ハクモクレンと区別するためである。 (スミレ科スミレ属)春、野辺や道端に咲く小さな草花。葉の間に数本の花茎をのばし濃紫の1花をつけ、後ろに距がある。スミレの仲間は世界で約450種(日本では約60種)で雑種も出来やすい。花色は白、黄、2色など。
参考文献
 岡山県自生植物目録      大久保一治著           1989  347p
 家族で楽しむ岡山        山陽新聞社編           1992  262p
 岡山花の名所百選       山陽新聞社出版局編       1996  157p
 続岡山を歩く           岡山徒歩の会編          1996  224p
 香りの草花ハーブ        大塚みゆき監修          1999 143p
 花ごよみ花だより        八坂書房編             2003   397p
 咲く順でひける四季の花辞典 鈴木路子監修           2004   335p
 花の名前辞典          浜田豊彦監修            2005    319p
 花ごよみ365            八坂書房編            2005   396p
「花おりおり」1-10巻        湯浅浩史 文 矢野勇ほか    2000-2006
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〔岡山県立図書館メディア工房〕
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