山 門
山 門 サンモン
説 明  元禄11(1698)年開山時のままのもの、向こうに見える本堂より100歩の位置にあります。幅6間・奥行3間。
 「護国山」は綱政公の高祖父池田信輝公の法号を以って名付けられました。
山門正面
− 山門(平成13(2001)年4月29日撮影) −
山門に安置されている仏像
  「護国山」の三文字は綱政候の親筆であります。二階中央に宝冠釈迦牟尼佛(ホウカンシャカムニブツ)の像を奉安し、月蓋長者(ゲツガイチョウジャ)、善財童子(ゼンザイドウジ)が両脇に侍ります。更にその左右に十六羅漢像を安置しています。約310年間備前国と曹源禅寺を護り続けてきたのです。
 ここの仏像を拝見できるのは年に一度で、最後の坐禅会のあとに行われる大掃除の折に山門の掃除に参加して撮影したものです。貴重な文化遺産であり、損傷を与えないために掃除においても仏像に直接触れることは避けています。今後の保全にも期待したいものです。
綱政公の筆 山門右通路より
- 岡山藩第3代藩主綱政公の筆 - - 堂々たる風格の山門 -
幅6間・奥行3間
釈迦牟尼佛、月蓋長者、善財童子 十六羅漢像左5体
山門の中心に南向きに安置されている。
- 宝冠釈迦牟尼佛(中央) -
- 月蓋長者(左) -
- 善財童子(右) -
- 十六羅漢像の一部 -
十六羅漢像右4体 十六羅漢像右角3体
- 十六羅漢像の一部 - - 十六羅漢像の一部 -
宝冠釈迦牟尼佛 月蓋長者 善財童子
- 宝冠釈迦牟尼佛 - - 月蓋長者 - - 善財童子 -
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