平安杉


平安杉


 拝殿前の広場にある杉の大木は、「平安杉」と呼ばれている御神木で、樹齢は1000年を超えていると見られています。昭和5年の社殿の火災で火にあぶられたため、幹の半分が枯れ、内部の空洞化が進んできました。このまま放置すれば倒木、或いは枯れてしまう恐れが出てきたので、平成16年11月、樹木医の最新の技術によって延命治療、大手術が行われました。
これからも参拝者を見守ってくれることでしょう。


参考文献:「備前一宮 吉備津彦神社
       発行人 吉備津彦神社
       著者  宮司 守分 清身

       週刊「神社紀行36」2003年7月発行 ”吉備津神社・吉備津彦神社”
       発行  学習研究社