大石灯籠
随神門をくぐると左右に東洋一といわれる大石灯籠が据えられています。高さ11メートル、六段づくり、笠石の大きさは八畳敷きといわれています。文政13年から安政4年(1830〜1857)にかけて備前一円の多くの人々の寄付によって、安政6年(1859)に完成しました。安政の大石灯籠と呼ばれる所以だそうです。
近隣の人々からも親しまれ、「子どもの頃にはよく登って遊んで叱られたものだよ。」と懐かしむ声を今でもよく耳にします。
参考文献:「備前一宮
吉備津彦神社
」
発行人 吉備津彦神社
著者 宮司 守分 清身
週刊「神社紀行36」2003年7月発行 ”吉備津神社・吉備津彦神社”
発行 学習研究社