大正15年5月 岡山市写真帖 | |
官公衙及び公共の建營(営)物 2 / 産業 1 | |
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◆文字 | 官公衙及び公共の建營(営)物 2 / 産業 1 |
岡山測候所 内 山 下 岡山県立中島病院 西中島町 岡山刑務所 二日市町 岡山県立戦捷記念図書館 西中山下 岡山市立衛生試験所西中山下 岡山県商品陳列所 弓之町 岡山県立工業試験所 弓之町 岡山県種畜場 上 伊 福 岡山図書舘 小 橋 町 岡山市上水道水源地事務所 三 野 岡山市上水道配水地 三 野 日本赤十字社岡山県支部 内 山 下 鉄道省建築事務所 南 方 岡山衛戍病院 上 伊 福 岡山県穀物検査所 石 関 町 岡山県度量衡器検査所 弓 之 町 岡山県農会 弓 之 町 市営屠場 網 濱 市営葬場 門 田 岡山市立病院 西 古 松 岡山救護所 八 番 町 岡山市半田療養所 福 居 産業 本市はもと城下都市たりしを以て商工業共に甚だしき発達を見る こと能はざりしが、近年社会文化の発展に伴ひ、稍々面目を改め たりと雖も、末だ遺憾の点少なからず。商家の多くは小売取引に して、卸商店の如きは甚だ振はず。工業は近時錦莞莚、紡績業、 足袋、燐寸、織物等やゝ見るべきものあるに至れり。 (い)市場 ▲魚市場 京橋の北、川崎町河岸にて魚市を開く、漁舟の遠く 児島地方より生魚を輸送し来るもの、毎朝その数幾十艘なるを知 らず。付近の魚商こゝに麕集し、其の価を争ふ状実に一寄観たり。 市は毎朝概ね六時頃に開かれ、同八九時に至りて止む。此他二日 市町の河岸にも亦魚市を開く、其の光景殆ど前者と異ならず。 |
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