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明石海人について

質問内容

岡山県ゆかりの作家・明石海人(あかしかいじん)について知りたい。

回答内容

 静岡県沼津市出身の歌人。1901(明治34)年7月5日~1939(昭和14)年6月9日。小学校に勤務しながら作歌を始める。1927(昭和2)年、ハンセン病の診断を受け、翌年明石楽生病院に入院。病院の閉鎖にともない長島愛生園(現瀬戸内市邑久町長島)に入所、園の機関誌「愛生」のほか、「水甕」、「日本歌人」にも作品を発表するようになる。1936(昭和11)年、医官として来園した内田守人の指導によって作歌に精進する。1938(昭和13)年、改造社の『新万葉集』に11首が掲載され、日本歌壇の脚光を浴びる。1939(昭和14)年に歌集『白描』を改造社より刊行。この歌集は世の絶賛を受け、明石海人の名を不動のものとした。主要作品に『白描』(改造社 1939年)のほか『海人遺稿』(改造社 1939年)など、全集に『明石海人全歌集』(短歌新聞社 1978年)、『明石海人全集』全2巻(改造社 1941年)、『海人全集』全3巻(皓星社 1993年)がある。長島愛生園に歌碑がある。

回答館・回答団体

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明石海人について

(アカシカイジン)

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(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

『よみがえる“万葉歌人”明石海人』荒波力著,新潮社,2000年. 『海の蠍』山下多恵子著,2003年. 『日の本の癩者に生れて』内田守人著,第二書房,1956年. 『慟哭の歌人 明石海人とその周辺』松村好之著,小峯書店,1980年.

場所
場所

岡山県瀬戸内市邑久町虫明

NDC分類
NDC分類

911:詩歌

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