回答内容

　ジョン・ベリーは、米国の宣教師・医師。明治12（1879）年、来岡し、宣教、医療、衛生の各面で目覚ましい活動を行った（『岡山県大百科事典』山陽新聞社，1980年）。資料①『岡山大学医学部百年史』に「米人宣教師ジョン・シー・ベリーの来任と病院の内紛」とする一節があり、引用資料として『A pioneer doctor in old Japan : the story of John C. Berry』（by Katherine Fiske Berry,1940）が挙がっており、ベリーの娘キャサリンの手になるものだと説明がある。NACSIS Webcatで検索したところ、同書は1937年に出版され、1940年に2nd ed.が発行、国内の大学数カ所に所蔵されている。なお、更井美子が「ジョン・C・ベリー医学博士のお話」として日本語に訳出したものが昭和24年に20部発行されており、資料②『岡山市百年史　資料編1』に収録されている。

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岡山県立図書館