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アルファベットの起源について
質問内容
回答内容
①『総合百科事典ポプラディア』のアルファベットの項を確認すると、アルファベットの原型は、紀元前2000年から紀元前1500年前の東地中海地方のフェニキア人によってつくられ、22の表音文字で構成されていたとある。
②『ニューワイドずかん百科』には、「アルファベットをつくった(?)フェニキア人」という項目で、いつごろ考え出されたかははっきりしないものの、紀元前1300年頃までにはできており、貿易を通してギリシャにも伝わり、やがてローマ人が使うようになって現在の26文字となったとある。
③『ニューワイド学習百科事典』によると、エジプトの象形文字から、フェニキア文字からギリシャ文字、ラテン文字(ローマ字)へと変遷していったことが解説されている。
④『もののはじまり館』では、アルファベットのはじまりとして、約3500年前にシナイ半島に住む人びとが、エジプトの文字から自分たちの言葉を表そうとしたのがその起源で、それは25の表音文字との説明がある。
⑤『辞書びきえほんもののはじまり』の文字の項で、アルファベットはエジプトのヒエログリフをもとに、約3500年前にシナイ半島の人たちがそのうち25文字を選び自分たちの言葉にしたことが始まりとある。その後フェニキア、ギリシャを経て今日のアルファベットが形成されたことが説明されている。
⑥『世界の文字と言葉入門 1 世界の文字の起源と日本の文字』には、ラテン文字が刻まれたローマ時代のコインの写真とともに、ラテン文字はエトルリア文字をもとにつくられたとの説明がある。ちなみにラテン文字とは、ローマ字とよんでいる「ABC」のことであるとの解説が付けられている。さらに、⑦『世界の文字と言葉入門 16 ラテン文字と世界の言葉』には、ラテン文字の成立についてより詳しい説明とともに、祖先となるフェニキア文字とギリシャ文字との比較がされている。
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