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七福神の由来と名前
質問内容
回答内容
当館OPAC全項目で「七福神」「行事」で検索した。
①によると、『七福神は、インド、中国、日本で、福を招く神として古くから信仰されてきた神々を取り合わせたものとされる。七福神信仰は室町時代からはじまったといわれている。江戸時代にはいると、七福神を祭る寺社がたくさん建てられました。』と書かれており、名前については、『恵比寿(商売繁盛の神・漁業の神)、大黒天(穀物の豊作や財運をもたらす神)、毘沙門天(戦いに勝たせてくれる軍神・財宝を守る神)、布袋(金運の神)、福禄寿(長寿と幸福の神)、寿老人(長寿の神)、弁財天(芸能の神・七福神の中でただひとりの女性神)』と説明されている。
②には、信じられ始めた時代について、『今から700年前の室町時代』とあり、『「福」をさずける七人組。大きな宝船に乗っている。それぞれに福のご利益がある。』と書かれている。
③には、『七福神は、インド、中国、日本で古くから民間で信仰されてきた、さまざまな神様を7神取り合せ、中国の「竹林の7賢」などにならって成立したものと言われている。』とされている。
④には、『七福神とは、大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の7体の神さまのことです。インドや中国から伝わった神さまと日本の神さまを組み合わせた日本独特の信仰で、室町時代ごろからあったと考えられています。7人という数は、「7つの災難が消え、7つの福が生まれる」ということを意味する仏教の経文に由来するといわれています。』と書かれている。
⑤には、『七福神は、3つの国から集められた神様で、メンバーは、事代主神または蛭子神という日本の神様「恵比須」インドから伝わってきた神様「大黒天・毘沙門天・弁財天」中国から伝わってきた神様「寿老人・福禄寿」そして、実在のお坊さん「布袋」です。』とあり、『七福神の信仰は、室町時代に、京都の人々の間ではじまりました。』と書かれている。⑤の本では、恵比寿の「寿」が「須」と書かれている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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