デジタル岡山大百科 | 岡山県立図書館

レファレンスデータベース > うぐいすの鳴き方

うぐいすの鳴き方

質問内容

うぐいすの鳴き声は一年中同じなのか解説している児童書が見たい。

回答内容

①には、ウグイスは「春は「ホーホケキョ」、冬は「チャッチャッ」となく。」とある。

②には、「鳥の声には大きく分けて、「さえずり」と「地鳴き」の2種類がある。「さえずり」は、ウグイスのホーホケキョというような特徴的な耳にのこる鳴きかたで、オスがメスに求愛するときや、なわばりをまもるときの声だ。ふつうは繁殖期だけの声で、オスだけが出すことが多い。「地鳴き」は、オスもメスも出す声で、一年じゅうきくことができる。チッとか、ジャッといったじみな声が多い。」との記載がある。鳴く季節について、「早い場所では、2月からオスはさえずりはじめ、春本番になるころには大きな声でさえずり、なわばりを主張する。」とあり、「オスは秋口まで、よくさえずる」と書かれている。そして、「秋の終わりのころになると、よくさえずっていたウグイスがおとなしくなり、やぶの中でひっそりとくらす。このころは、チャッチャッという、じみな地鳴きになる。これを「笹鳴き」という。」との記載がある。

③には、「ウグイスは日本のウグイスのなかまの代表格で、「ホーホケキョ」というさえずりで知られています。春先に鳴き始めることから、「春告鳥」(はるつげどり)と呼ばれて古くから親しまれてきました。」とあり、ウグイスの鳴き声について、「ウグイスの鳴き声は、大きく三つに分けられます。よく知られている「ホーホケキョ」はなわばりの主張や、メスへの求愛のためのさえずりです。「キョキョキョキョキョキョキョ、ケキョケキョケキョ、ケッキョ、ケッキョ」と長く鳴くのは「谷渡り」と呼ばれる警戒の鳴き声です。それ以外のふだんの鳴き声である地鳴きは「笹鳴き」と呼ばれ、「チャッ、チャッ」と、短くするどく鳴きます。」との記載がある。

④には、「ウグイスの鳴き声には、2しゅるいあります。ひとつは「チャッチャッ」という、あまり目立たない鳴き声(地鳴き)です。しかし春になると、オスがメスを引きつけるために「ホーホケキョ」と鳴きはじめます。この鳴き声を「さえずり」といいます。」とあり、「春になってオスが「ホーホケキョ」とさえずりはじめたとき、わたしたちは「ウグイスが鳴きはじめた」と思っているけれど、ほんとうはウグイスは一年じゅう鳴いているよ。」と説明されている。

回答館・回答団体

岡山県立図書館

カテゴリ情報

カテゴリ情報レファレンスデータベースレファレンス事例データ岡山県立図書館

メタデータ

レファレンス事例
タイトル
レファレンス事例
タイトル

うぐいすの鳴き方

(ウグイスノナキカタ)

回答した図書館または団体
回答した図書館
または団体

岡山県立図書館

(オカヤマケンリツトショカン)

情報源(回答)
情報源(回答)

①薮内正幸『にわやこうえんにくるとり』 福音館書店,2013,51p. 参照はp.24.
②おおたぐろまり『鳥のくらし図鑑』 偕成社,2016,48p. 参照はp.8.
③『鳥のふしぎ』 ポプラ社,2011,207p. 参照はp.148-149.
④『なぜ?どうして?きせつのふしぎ』 ナツメ社,2017,255p. 参照はp.40-41.

NDC分類
NDC分類

451:気象学

488:鳥類

その他のメタデータを表示
このページのURL
このページのURL

http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/ref/M2019111918201608196