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麦茶と牛乳と砂糖を混ぜるとコーヒー牛乳の味がする理由
質問内容
回答内容
①『味のなんでも小事典』
p.277 「麦茶と牛乳を二対八くらいの割合で混ぜて砂糖を入れると、色こそ少し違いますが、ホントにコーヒー牛乳の味がします。これも味覚センサーで測ってみると、ほとんど同じパターンを示します。」とある。
②『プリンに醤油でウニになる』
p.66-69 図3-1のグラフでは、コーヒー牛乳と「麦茶+牛乳+砂糖」の味パターンを比較している。甘味、うま味、コク、苦味、塩味の5つの味について味覚センサーで測っており、どれもよく似た数値が示されている。また、実際に「麦茶+牛乳+砂糖」を飲んでみると、コーヒー牛乳と区別がつかないほど同じ味がすることが書かれている。図3-2のグラフでは、麦茶と20%に薄めたコーヒーの味パターンを比較しており、同じく5つの味について非常に近い数値が示されていて、コーヒーと麦茶が似た味をしていることが読み取れる。図3-3のグラフでは、麦茶と「麦茶+牛乳+砂糖」の味パターンを比較しており、牛乳を加えるとコクが、砂糖を入れると甘味が増すため、コーヒー牛乳の味そのものになったと解説がある。
味覚センサーの種類や測定方法については、「第2章 味を測る」で詳しく書かれている。
③『プリンにしょう油でウニってホント?』
p.108-109 割合を変えて3回実験した結果、濃く煮出した麦茶と牛乳を同じ割合にし、ガムシロップを入れて混ぜ合わせたときに、最もコーヒー牛乳に近い味がしたことが書かれている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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