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グリーンフラッシュ
質問内容
回答内容
①『キーワード気象の事典』の「大気光学」の項目で、グリーンフラッシュは、「日の出、日の入り時に太陽が地平線に懸かっているときに太陽の上端が緑にみえることがある。これはグリーンフラッシュと呼ばれる現象である。」と記載され、さらにその現象が起こるメカニズムが詳細に解説されている。
②『今すぐ見上げたくなる!やさしい空と宇宙のはなし』の「グリーンフラッシュのしくみと見れる場所」の中で、グリーンフラッシュは、「大気による屈折によって太陽の光が分光し、上部が波長の短い色になります。青色などは空に散乱されているので、その次の緑色がみられる現象です。」と解説されている。また、「日本だと、昔は沖縄や日本海で沈むときに見えましたが、今はPM2.5が増えた影響でなかなか見られなくなってしまいました。」、「実は今は、富士山に沈む太陽でしばしば見ています。」と記載があり、「水平線で見えたグリーンフラッシュ」と「富士山頂のグリーンフラッシュ」のカラー写真が掲載されている。
③『空の見つけかた事典』の中で、「グリーンフラッシュは、海に沈む夕日が消える瞬間の現象として知られていますが、最近の日本では西の空がPM2.5などで汚れていて、以前のように見ることができなくなりました。」、「空気の汚れを避けるには高い場所が効果的です。」と解説され、富士山頂と千葉県で撮影されたグリーンフラッシュのカラー写真が掲載されている。また、南極の昭和基地でグリーンフラッシュが見られることの記載がある。
④『散歩が楽しくなる空の手帳』の中で、グリーンフラッシュは「太陽が一瞬(1秒以内)緑色に見える現象。水平線や地平線を出入りする瞬間に、光が屈折して生じる。」と解説され、グリーンフラッシュのカラー写真が掲載されている。
⑤『気象観察ハンドブック』の「太陽光がつくる空の彩り」の項目で、グリーンフラッシュは、「太陽が水平線からでてくる瞬間に、わずかだけ(1秒以内)緑色の光が見えた。日の入りの瞬間の写真はたまにあるが、日の出の写真はまずない。それは消える瞬間はシャッターをうまく押せるが、現れる瞬間はタイミングが難しいからである。しかし、朝のほうが空気は澄んでいるので、海でも山でも見るチャンスは多い。」と記載があり、茨城県鉾田市で撮影したカラー写真とともに紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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