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シーラカンスのヒレ
質問内容
回答内容
①『海まるごと大研究4』の「進化が止まった魚『シーラカンス』」の項では、シーラカンスは「うでやあしをもつ魚」と紹介されており、「シーラカンスの体には、コイやマグロなどの魚とはまったくちがう部分があります。コイやマグロのひれは体から直接はえていますが、シーラカンスのひれは、体から小さなうでやあしのようにのびた突起にはえています。この突起のなかには、骨があります。」と説明がある。また、シーラカンスの化石復元骨格模型の写真が掲載されている。
②『カメの甲羅はあばら骨』の「シーラカンス」の項に、シーラカンスの骨格がイラストで掲載されている。「シーラカンスはヒレが全部で10まいあります」とあり、第1背ビレ~尾ビレまでイラストで図示されている。また、泳ぐ際のヒレの動かし方については「おもに胸ビレ、腹ビレ、第1背ビレ、第2背ビレ、第1尻ビレでゆっくり泳ぐ」と記載がある。
③『生きた化石摩訶ふしぎ図鑑』では、「シーラカンス」の項にシーラカンスのイラストがあり、「ハイギョと同じく胸鰭、腹鰭には筋肉質の柄とそれを支える骨がある。これを手足のように動かして逆立ちになり、海底のすぐ上を泳いで獲物を探し、見つけると呑み込む」とある。また体のつくりについて解説された項では、「魚は最初、背骨がとても貧弱だった。シーラカンスも背骨の発達が悪く、神経を守る神経棘はあるが、体を支える椎体はとても小さい」「シーラカンスの椎体は小さな軟骨のかたまりでしかない」「このため、シーラカンスの仲間は、化石になると背骨が残らない。まるで背骨が抜けてしまったようになる」とあり、尾鰭だけになった化石のイラストが掲載されている。
④『ずかん深海生物のくらし』の「シーラカンス」の項では、シーラカンスの構造がイラストで図示されており、ヒレの位置を確認することができる。また、「たくさんのヒレを使った小回りを利かせた泳ぎは得意らしい。逆立ちやお腹を上にした泳ぎもでき、さらには吻先のセンサーで障害物を巧みに避けて移動できる」と紹介されている。
回答館・回答団体
岡山県立図書館
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