アメリカに残されていた映像−終戦直後の岡山         
8. 旧鐘ヶ淵紡績絹糸工場(門田工場)の映像

     

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◆映像解説 : 旧鐘ヶ淵紡績絹糸工場(門田工場)の映像

 東山の西麓にあった絹糸工場。1911(明治44)年3月に設立。絹糸・被服縫工を軸に操業を行っていた。社史によれば社宅と付属建物の一部を除き、この工場も全焼している。被害は絹紡機17400錘、紬紡機1470機、織機156台に及んだ。機械に示されている「LOOM WORKER TOYODA」から豊田製の織機の残骸であることがわかる。小道を行き交う人々が映っている映像の奥にある建物は、焼失を免れた社宅の可能性もある。

◆参考文献
 鐘紡株式会社社史編纂室/編集『鐘紡百年史』鐘紡 1988年
 『絵葉書 鐘紡岡山絹糸工場 岡山市門田』

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 〔岡山県立図書館〕
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