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神戸での衝突のあと、事件への対応に当たった岡山藩・澤井権次郎の報告書と関連資料である。原文書は岡山大学附属図書館に所蔵されている。
澤井権次郎について
〇「兵庫一件始末書上」と表書きされた包み紙の上下を折り曲げた封のなかに、竪帳「兵庫一件始末書上」と関連資料が同封されている。封の折り曲げた部分に「澤井権次郎」の署名がある。
包みには、「S-6|128|1/1―5」のラベルが張ってある( | は段区切り)。これは池田家文庫/資料番号「S6-128-(1)」として包括される資料が①から⑤(ラベルでは1―5)の五種類あること及びそれが同封されていることを示す。
〇同封されている五点の資料は、次の通りである。なお、竪帳と「覚」を除き、文書名はない。内容に即して仮の標題をつけ〔 〕で示した。標題をクリックすると該当資料へ進む。なお補注は、竪帳と一枚物(切紙、継紙)とで重複するので後者では略した。
【解読と文責】
池田家文庫 資料番号S6―128―(1)①~⑤をマイクロフィルム(リール番号TSF―014)より印刷し、在間宣久・池内博・衛藤廣隆・奥村眞美子・田中豊の五名の者が解読した。
掲載した原文画像は、岡山大学附属図書館の許可を得て、写真撮影したものを利用した。それらをもとに、注・参考資料書誌リスト・竪帳の口語文・ホームページの作成を衛藤が行った。
【凡例】〇解読文凡例参照
【参考文献】補足や注記は、原則的に参考資料に基づいた。
〇参考資料書誌リスト参照