
◆備後国分寺跡(福山市神辺町下御領)
奈良時代に全国約60か所に建立された国分寺の一つ。当時の遺構はほとんど残っておらず、現在は、当時の敷地を用いた真言宗備後国分寺がある。昭和47(1972)年からの発掘調査で部分的ではあるが、南門跡、講堂跡、金堂跡などが発見された。
御領駅から西約900m
※撮影:平成19(1999)年2月 |
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◆備後国分寺跡山門(福山市神辺町下御領)
※撮影:平成19(1999)年2月 |
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◆堂々川と6番砂留(福山市神辺町下御領)
1673(延宝元)年に近くの堂々川の氾濫により備後国分寺は流失、63人の犠牲者を出した.そこで、1730年から砂留(砂防ダム)が建設され、今も16基が存在している。
備後国分寺を少し西に出て北へ川沿いに山道を上ってゆくと、土石流災害を防ぐ砂留めが谷間に点々とある。
※撮影:平成19(1999)年2月 |
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◆堂々川と6番砂留(福山市神辺町下御領)
現存する最大の6番砂留は堤高13,3m堤長55,8mである。
※撮影:平成19(1999)年2月 |
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◆堂々公園(福山市神辺町下御領)
自然を生かした山あいの公園が6番砂留の上流につくられ、家族連れが楽しんでいます。
御領駅から西北約2km
※撮影:平成19(1999)年2月 |
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◆葛原しげる童謡歌碑(福山市神辺町八尋)
童謡「夕日」の「葛原しげる童謡歌碑」が葛原柳三(江戸時代末期の盲目の琴の名手で、しげるは孫にあたる)旧宅前にある。
童謡作家として有名な葛原しげるは、明治19(1886)年神辺町八尋出身。雑誌などに童謡を発表していた。代表作は、「ぎんぎんぎらぎら」ではじまる「夕日」で全国的に有名。私立至誠高女の校長を務めるなど、教育者としても活躍した。昭和36(1961)年没。昭和45(1970)年神辺町名誉町民。毎年、神辺町では、個人のニックネーム「ニコニコピンピン先生」にちなみ、「ニコピン忌」が営まれている。
御領駅から東約1.8km
※撮影:平成19(1999)年2月 |
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