
◆宝福寺(総社市井尻野)
臨済宗東福寺派の寺院で山号は井山。
室町時代の画聖雪舟が幼いころ、涙で描いたというネズミの絵の伝説で有名である。
広い境内には、南北朝時代の永和2(1376)年に建築されたという銘文が残る国指定重要文化財の三重塔がある。
また、山門、仏殿、方丈、庫裡、禅堂、鐘楼、経蔵の七堂伽藍が残っている寺としても知られている。
〔総社駅から北約2km〕
※撮影:平成7(1995)年5月
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◆雪舟誕生の地(総社市赤浜)
室町時代の画僧と知れらる雪舟(1420年-1506年)の生誕の地と伝えられる場所である。
岡山自動車道「岡山総社インターチェンジ」の南約500mの赤浜地区にある。
田園地帯の中に小公園が設けられ、記念碑がある。
〔総社駅から東約5km〕
※撮影:平成11(1999)年4月
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◆備中総社宮(総社市総社)
備中の神社324社の神を一緒にまつった社で、中世に発生した門前町形成の素地をなした。
本殿は、昭和52(1977)年に焼失し、再建されたものである。
また、前庭の三島式庭園は古代様式を伝えており、長い回廊がその美しい姿を水に映している。
〔総社駅から東約1.5km〕
※撮影:平成7(1995)年5月 |
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◆総社まちかど郷土館(総社市総社)
明治43(1910)年に総社警察署として建てられたもので、市内に残る唯一の明治洋風建築である。
1階では歴史及び物産の展示し、2階では、明治期を中心とした伝統産業を展示しており、特に備中売薬関連の資料は一見の価値がある。
〔総社駅から東約1.5km〕
※撮影:平成7(1995)年5月 |
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◆改修前の備中国分寺(総社市上林)
台風被害を受ける前の姿。
※撮影:平成2(1990)年1月 |
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◆備中国分寺(総社市上林)修復中
平成3年の台風19号により倒壊したため前面修復。
修復が進み塔全体を覆っていた上部が取られ、塔の上部が姿を現した。
※撮影:平成5(1993)年8月 |
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◆備中国分寺(総社市上林)
聖武天皇が鎮護国家のため、諸国に建てた国分寺の一つで、創建当時の建物は南北朝時代に失われたといわれる。
なお、現在は、江戸時代に再建された日照山国分寺が奈良時代の寺院跡にある。
なお、境内にそびえる五重塔は、文政3(1820)年に完成されたもので、県内唯一の五重塔である。
周辺の風景は、吉備路の代表的な景観となっている。
五重塔の上三層は旧瓦で、下二層は新しい瓦が使われている。
〔総社駅から東約5.5km〕 ※撮影:平成6(1994)年2月 |
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◆東方から望む備中国分寺(総社市上林)
※撮影:平成6(1994)年3月 |
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◆作山(つくりやま)古墳(総社市三須)
国指定史跡(大正10年3月3日指定)。5世紀中頃の築造と推定され、全長285mの巨大な前方後円墳。
墳丘規模は全国第9位、県内2位で被葬者は吉備地方に強い勢力を持った大首長であったと考えられる。内部主体は不明。
東方より撮影。
総社駅から東約4km
※撮影:平成7(1995)年5月 |
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◆作山(つくりやま)古墳(総社市三須)
西方より撮影、国分寺は右手奥にある。
※撮影:平成7(1995)年5月
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◆鬼ノ城(きのじょう)(総社市奥坂)
角楼・西門の建設前と山頂
※撮影:平成11(1999)年4月 |
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◆鬼ノ城(きのじょう)(総社市奥坂)
西門の建設中。
※撮影:平成11(1999)年4月 |
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◆鬼ノ城(きのじょう)(総社市奥坂)
温羅伝説の地として知られる鬼ノ城遺跡は、吉備高原の最南端にある標高約400mの古代山城跡である。
成立年代をはじめ、多くの謎に包まれていたが、近年の発掘調査により徐々に解明されてきている。
また、「東門・北門・南門・角楼・西門」の復元が進められ、特に威厳ある姿が甦った西門は、当時の堅固な古代山城の姿を彷彿させている。
※撮影:平成19(2007)年2月
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◆鬼ノ城屏風折れの石垣
写真の屏風折れの石垣や5つの水門、さらには、礎石等も現地で見ることができる。
城壁は山頂部の8から9合目にかけて、高さ5から6mのものが、鉢巻き状に巡り、全周は約2.8kmである。
また、城壁の内外には敷石が配置され、国内の山城では初の事例といわれる。
北東方向から撮影。
〔総社駅から北東約10km〕
※撮影:平成7(1995)年5月 |
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◆鬼ノ城屏風折れの石垣
南西方向から撮影。
※撮影:平成7(1995)年5月 |
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