明治時代の印刷物 − 文明開化の頃のデザイン − |
◆◆ 引札 : 建部(たけべ)その4 ◆◆ |
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※ 記載文字 |
万染物処 建部宮地 紺 屋 |
※ 参考 |
作成は、印刷されている暦から判断すると明治36(1904)年と思われる。 紺屋〔こうや〕は、昔は沢山あった。 藍染めは、古く中国から伝わった技術が、中世末期から広がり、染やすい木綿の普及後、広く庶民にまで愛用されるようになったものである。 ことわざに、「紺屋の白袴」(他人のことばかりに忙しくして、自分のことをする暇がないこと)があり、かつては、よく耳にした。 ※紺屋とは、布や糸を藍〔あい〕で紺色に染める職業である。 |
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