手水鉢
総門をくぐり境内に入ると放生池の手前右側に大きな長方形の石が置かれています。これが手水鉢で表面には「曹源寺禅寺」裏面には「護国山」と傑れた筆蹟の文字が刻名されています。
放生池
手水鉢横には、東西方向に細長い池があり池の中央に南北方向に石橋が山門に向かって架かっています。池には蓮「一天四海」が植えられています。この名前は「法華経の一天四海妙法に帰す」に由来しています。大名が珍重したため「大名蓮」とも呼ばれています。
山門(三門)
放生池を渡ると木立の中に山門があります。入母屋造りの本瓦葺で五間三戸の楼門で両側には山廊があり、上層には仏壇が設けられており釈迦如来を安置しており十六羅漢が並べられています。寺創建時の建物です。
鐘楼・鼓楼
本殿と山門の間、檜林の東西両端に鐘楼と鼓楼があります。両方とも同じ様式の建築で東が鐘楼、西が鼓楼です。桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、本瓦葺で寺創建時の建物です。
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