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◆文字 |
岡山県会議事堂 |
岡山市石関町に在り明治十二年二月県会議員の選挙を了し同三月十二日
始て県会を岡山師範学校講堂に召集す翌十三年には岡山市東田町蓮昌寺
尋て同十四年には再ひ師範学校同十五年及十六年には岡山市小橋町国清
寺に開会す同十七年後楽園鶴鳴館を議事堂と為し同四十二年本議事堂を
新築して今日に及ふ
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◆説明 |
「岡山県会議事堂」について |
第1回の岡山県会は明治12(1879)年3月、岡山市西中山下岡山師範学校講堂にて行われた。その後は、岡山市内の蓮昌寺、国清寺、後楽園鶴鳴館などが議場として使用された。
明治42(1909)年10月、岡山市石関町の亜公園跡(現、岡山市立後楽館中学校・高等学校)に議事堂が竣工され、昭和20(1945)年6月の戦災で消失するまで使用された。議事堂の設計、工事には桑邱茂技師、江川三郎八工師があたっている。
なお、江川三郎八は旧遷喬尋常小学校(国指定重要文化財)、旧旭東小学校附属幼稚園園舎(岡山市指定重要文化財)、旧閑谷中学校本館(登録有形文化財)などの設計も行っている。
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◆参考文献 |
「岡山県会議事堂」について |
『岡山県政史 明治・大正編昭和前期編』 岡山県 1967
『岡山県会史 第3編』 岡山県 1914
『山陽新報マイクロフィルム』(明治42年11月1日)
『岡山県の近代化遺産』 岡山県教育庁文化財課編 岡山県教育委員会 2005
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〔岡山県立図書館メディア工房〕 |
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