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◆文字 |
吉備津神社 |
吉備郡真金村に在り官幣中社にして吉備津彦命を祀る命は孝霊天皇の皇
子にして崇神天皇の朝四道将軍の一に任せられ山陽道に拠りし醜賊を平
ヶ其の後国民慰撫の任に当り中国の蒼生をして悉く王化の露に沾ふ事を
得せしめたれたり 仁徳天皇の御宇初て祀殿を設け神社に斎かれたり今
の社殿は応永年間の造営に係る
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◆説明 |
「吉備津神社」について |
岡山市吉備津の吉備の中山のふもとにある神社。吉備国の一宮であり、『延喜式』には「吉備津彦神社」とあるが、中世以降は備中の吉備津宮などと呼ばれ現在に至っている。
大吉備津彦大神(吉備津彦)を主祭神とする古社であり、比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)あるいは吉備津造とも言われる国宝の本殿、同じく国宝の拝殿ほか、多くの文化財を持つ。
御釜殿での鳴釜神事や、矢立神事など温羅と吉備津彦の伝説に基づく神事も多く、桃太郎伝説と関連して語られることも多い。
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◆参考文献 |
「吉備津神社」について |
『吉備津神社』 根木修著 山陽新聞社 1995
『吉備津神社』 藤井駿著 日本文教出版 1973
『吉備国総鎮守 吉備津神社略記』 吉備津神社社務所編 吉備津神社社務所 1964
『岡山県神社誌』 岡山県神社庁編 岡山県神社庁 1981
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〔岡山県立図書館メディア工房〕 |
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