備前国式内書上考録　２巻　の　下

（ビゼンノクニシキナイカキアゲコウロク）

文字

〔製作者不明〕

（セイサクシャフメイ）

２８ｃｍ

巻頭の祝詞（ノリト）風の序文によると、明治元年（１８６８）１２月神祇官から諸国の式内社（延喜式の神名帳に記載されている神社）と式外（延喜式の神名帳に記載されていない神社）の大社を報告するように命じられたのに対し、岡山藩が明治３年（１８７０）９月朔日付で提出した報告書の控え。岡山藩領に鎮座する式内社（備前国内の２６座と備中国内の４座）の祭神、鎮座地、由緒、所有する古文書などを書き上げているが、特に由緒は詳しく記されている。上巻には邑久郡３座、赤坂郡６座、和気郡１座、上道郡４座、御野郡８座が、下巻には津高郡２座、児島郡２座、備中国４座が収録されている。（文責：岡山県立図書館）

170:神道

http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2004093016443442413