【永源寂室和尚語 2巻 の 坤】 - デジタル岡山大百科 | 郷土情報ネットワーク
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永源寂室和尚語 2巻 の 坤

カテゴリ情報

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メタデータ

タイトル
タイトル

永源寂室和尚語 2巻 の 坤

(エイゲンジャクシツオショウゴ ジャクシツロク)

郷土情報の種類
郷土情報の種類

文字

作成者または作成団体
作成者または作成団体

寂室/著

(ジャクシツゲンコウ)

公開者または公開団体
公開者または公開団体

小川源兵衛

(オガワゲンベエ)

郷土情報の概要
郷土情報の概要

26cm

正式には「永源寂室和尚語録」という。臨済宗の僧寂室元光(じゃくしつげんこう)(1290〜1367)の詩文を集めて出版された版本で、初版は永和3年(1377)の五山版。「寂室録 乾・坤」(KW185/1/1・2)は享保元年(1716)に刊行された永源寺蔵版本の増刷本と推定される上・下2冊本。「寂室録 乾・坤」(KW185/2/1・2)が享保元年(1716)刊行の永源寺蔵版本。「永源寺」の朱印があり、下巻(坤)には「百部之内 永源寺」とある。両書とも、坤の巻末に、初版本にはない寛永21年(1644)永源寺住持一絲文守による「江州永源寺開山円応禅師行状」の一文が追加されている。寂室元光は美作国高田庄(現勝山町)の生まれ。13歳で京都東福寺の無為昭元について出家、のち鎌倉興禅寺の約翁徳倹に師事した。31歳の元応2年(1320)入元、嘉暦元年(1326)に帰国し、およそ25年間中国地方を遍歴、晩年には近江国守護佐々木氏から与えられた愛知(えち)川上流の地(現滋賀県神崎郡永源寺町)に寺(瑞石山永源寺)を建立して隠棲した。「寂室録」から岡山県内では吉備中山、藤原成親の墓、備前金剛寺、八塔寺、金山寺などを巡ったことがわかる。(文責:岡山県立図書館)

NDC分類
NDC分類

188:各宗

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http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2004093019573942484