明治９年（１８７６）１２月、岡山県第八番会議所が、慶応３年〜明治４年（１８６７〜７１）の間、美作国の南部に置かれた旧鶴田（たづた）藩内の寺院・神社について書き上げたもの。用紙は岡山県美作国第八番会議所の罫紙。寺院はその本山、宗派、所在地、寺院名、住職、境内面積、檀家数、元朱印地、除地、山林など、神社では鎮座地、神社名、式内外、社殿の規模、祭神、勧請年月、祭日、神主・社中、摂社末社の有無、鶴田藩庁までの距離などを記す。巻末に第２０区勝南郡和田村（現美作町和田）光明寺の寺付什物が売り払われ、それを買い戻した一件の関係書類が綴じられている。（文責：岡山県立図書館）

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