明治初年に津山城が民間に払い下げられた時のいきさつを伝える記録。資料の作成者は、池ヶ原（現津山市池ヶ原）の大岡忠友（１８７３〜１９４２）と推測されるが、作成の年代は不明。「津山城廃毀始末」と題して、築城から売却にいたる津山城の略歴を記し、続いて、明治６年（１８７３）１０月２５日付、北条県参事小野立誠名の、払い下げに伴なう入札者募集の達書（版本）、入札のための「城郭建物番号区別」を綴じ合わせている。（文責：岡山県立図書館）

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