津山藩領で作られた社倉講についての、「文政八酉年（１８１９）二月二日御呼出　社倉講被仰渡書」・「社倉講仕法元帳」・「社倉講仕法帳」の３部の資料を、後にまとめて表紙を付け合冊したもの。表紙には「文政八乙酉年二月　郷中社倉講一件文書　大庄屋格中庄屋　岡伊八郎氏茂」とある。岡伊八郎氏茂の時代の資料を意味すると考えられる。社倉講は、郷中の貧民救済や飢饉に備えるために作られた講（相互扶助組織）。本書には、社倉講の目的、規則、実施上の心得、具体的な金額などが記されている。（文責：岡山県立図書館）

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