集義外書　１６巻　の　４

（シュウギガイショ ガイショ）

文字

〔熊沢　蕃山／著〕

（クマザワバンザン）

大野木市兵衛

（オオノギイチベエ）

２６ｃｍ

熊沢蕃山（１６１９〜９１）の代表的著作。版本。全１６巻。巻頭に宝永７年（１７１０）の書肆小山知常の序があって、蕃山没後の出版であることがわかるが、原稿は貞享３年（１６８６）に成立していたと推定されている。本書は寛政３年（１７９１）の再版本。「削簡」３巻（巻一〜三）、「脱論」７巻（巻四〜十）、「中庸九経考」（巻十一）、「究理」３巻（巻十二〜十四）、「雅楽解」１巻（巻十五）、「水土解」１巻（巻十六）から成る。政治・経済・宗教・学問から治山治水まで、問答形式で経世済民（世の中を治め、人々の苦しみを救う）のため、どうすべきかを論じている。本書は１６巻を下記のように５冊に分冊してある。ＫＷ１２３／２／１「集義外書一」（集義外書巻一、巻二）、ＫＷ１２３／１／２「集義外書二」（集義外書巻三〜巻六）、ＫＷ１２３／１／３　「集義外書三」（集義外書巻七〜巻十）、ＫＷ１２３／１／４　「集義外書四」（集義外書巻十一〜巻十四）、ＫＷ１２３／１／５　「集義外書五」（集義外書巻第十五、巻十六）（文責：岡山県立図書館）

121:日本思想

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