真備町ふるさと歴史館には江戸時代に真備町を支配した、岡田藩の古文書が保存されています。当時の町の様子や村人たちの暮らしを知る、貴重な資料が展示されています。本映像は、岡山要約筆記クラブのご協力により字幕を追加したものです。また、字幕で表示された料金等は、映像制作時のものとなります。ご了承ください。 【字幕テキスト】 岡山県の南西部に位置する 真備町 天平の文化人 吉備真備 公の生誕地として 有名な 異国情緒あふれる 歴史の町です 真備町 ふるさと歴史館には 江戸時代に 真備町を支配した 岡田藩の古文書が 保存されています こちらは 山陽道の宿場町として 栄えた 川辺宿を描いた絵図 他にも 本陣絵図 模型 そして川辺宿を支えた伊東氏の家系図など 当時の町の様子や村人達の暮らしを 知る貴重な資料が展示されています また 産業振興の工夫 川の氾濫を防ぐための怒力と知恵など 祖先の足跡にも触れることが出来ます 一方 真備町は 名探偵 金田一耕助を生み出した 推理作家 横溝正史が 太平洋戦争中に 疎開した場所としても知られています こちらは 横溝正史コーナー 直筆の原稿や作品をはじめ 家族から寄贈された遺品 また 彼の書斎を再現したコーナーなど ファンでなくとも楽しめる展示が 盛りだくさんです 日本の本格ミステリーの 幕開けとなった名作 『本陣殺人事件』は 真備町を舞台に 書かれました また『獄門島』や『八つ墓村』といった 傑作は 真備町で執筆されたものです 開館時間は 午前10時から午後4時までですが 毎週 月曜 と木曜 それに金曜は 休館ですのでお気をつけください 真備町 ふるさと歴史館の隣は 大池ふるさと公園として整備されています 横溝正史も よく歩いた池沿いの散歩道は 彼の疎開宅へ と通じており 小説のヒントを得たといわれる 祠も 残されています 江戸時代の古文書を通して 歴史を感じた後は のんびりと散策してみては 如何でしょう |