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井原線の新技術 |
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はじめに
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井原線は岡山県総社駅から広島県神辺駅までの41.7kmを、ほぼ旧山陽道に沿って敷設された第3セクターによる鉄道で平成11年1月11日に開通してからおよそ14年を経過しています。
日本で建設された20世紀最後の鉄道なので、そこには最新の技術が駆使されています。沿線には歴史的な文化が多く残されていることと共に、それが井原線の見どころとなっています。このホームページでは井原線の特徴ある鉄道技術の数々を紹介してみたいと思います。そのハイライトは→こちら。
その内容は、最新の運行管理システムを採用していることと、建設にあたって画期的な技術を取り入れていることです。たとえば、新掘削技術を採用したトンネル群、私鉄では珍しいロングレールの採用、中国地方有数の急カーブや急勾配を克服した路線、新しい機能を持たせた車輛の製造などいたるところに発揮されています。高梁川橋梁は数々の新技術を効果的に発揮させて、土木学会技術賞奨励賞に選定されています。
その中のいくつかをご紹介します。一緒に散歩してみませんか。
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- 井原線のシンボル高梁川橋梁 - |
井原線の特徴を技術の分野別にご紹介します。
下の画像をクリックしてください。
これらの特徴の内、勾配やカーブ、橋梁技術、ロングレールなどの特記項目は、清音駅とその
次の川辺宿駅の間で集中して観察することができる。上記の橋梁、路線分野の説明に合わせて、
設計図を記載してあるので、より詳しい技術的な数値を見たい方はこちらをどうぞ。 |
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参考文献
・井原線工事誌・日本鉄道建設公団大阪支社・同社・平成11年3月
・鉄道ピクトリアル・電気車研究会・1999年4月
・宮脇俊三編・日本鉄道名所・勾配と曲線の旅・小学館・1986年11月
・井原鉄道の各部門の方々のご指導と助言をいただいた。 |
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※岡山県立図書館電子図書館システム『デジタル岡山大百科』登録作品です。
※岡山県立図書館メディア工房主催講座で制作しました。
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