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静円寺〔じょうえんじ〕本堂を中心とした景観
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静円寺で最も注目されるのは、本堂を中心に右に大師堂、左に薬師堂を配し、多宝塔を遠望した景観で、それは瀬戸内の丘陵上に展開された壮大な仏教伽藍姿です。真言宗のお寺で天平2(730)年、行基による創建とされ、その後、報恩大師により備前48ヶ所に選ばれた名刹です。この本堂は、桃山時代(天承7年)に再建されたもので、元禄年間に現在地に移築されたといわれています。
昔は、33院あり、その後に火災等で5院となり、現在は、わずか3院となっています。
竹久家の菩提寺であり、昭和のはじめごろまでは、子供会陽(裸祭り)、夏祭り(盆踊り) 等で賑わっていました。(岡山県指定重要文化財)
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♪BGM:「宵待草」 |
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