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古武弥四郎〔こたけやしろう〕博士の記念碑
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夢二生家に近い天王山〔てんのうざん〕頂上に、昭和34(1959)年古武弥四郎の歌碑が建立されました。
「通学の昔懐かし帰り来てここゆ見下す岡山の道」
※「ここゆ」とは、「ここから」という古語表現
歌碑建設の石材運搬では、坂道に丸太のコロを敷き、石材を乗せて綱で引き上げる方法で、地元の方と共に明徳小学校の高学年の児童も加わって汗を流しました。博士は、自宅から県立岡山中学校までの、往復40キロメートルを草履履きで2年間通学。早朝3時に起床、帰宅は、午後7時を過ぎるというまさに超人的な強固な意志の持ち主でした。
現在でも、毎年5月3日「古武博士をしのぶ会」を開催、参加者により、早朝から岡山まで歩き、当時を偲んでいます。
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♪BGM:「宵待草」 |
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