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高星〔たかぼし〕神社

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子供の守護神、本庄では、「妙見様」ともいっています。「妙見講」は、9歳から12歳までの子供が寄合い、神様に学業成就、健康増進等をお願いし、併せて全員で食事会(五目飯)をする子供の行事です。夢二もこれに出席するのを楽しみにしていたそうで、「妙見講連名簿」に夢二の名前が現在も残っています。
明治44(1911)年『日本少年』に掲載されたこの詩は、高星神社の思い出です。
投げた石、鳥居の上に乗っかればどんな願いもかなへんど氏神様はのたまいき鳥居の下に集まりし、太郎に次郎に草之助何がほしいと聞いたらば太郎が言うには犬張子次郎が言うにはぶんまわし生きた馬をば草之助願いを込めて投げた石、首尾よく鳥居へ乗っかった。石は、鳥居へ乗ったけど、いまだに何も下さらぬ。
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♪BGM:「宵待草」 |
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