夢二遊歩道  -- 夢二の原風景を探してみませんか --
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3 夢二ふるさと遊歩道
大看板
4 夢二生家
5 お大師堂
6 正富汪洋記念碑
・国司ヶ丘
7 散歩道から後方の
お大師堂を見る
8 夢二のお墓
9 天保地蔵
10 静円寺本堂を中心
とした景観
11 静円寺多宝塔
12 古武弥四郎博士
の生家
13 旧明徳小学校
14 古武弥四郎博士の
記念碑
15 宵待草の詩碑
16 常夜灯
17 高星神社
18 少年山荘

少年山荘〔しょうねんさんそう〕



 夢二は、漂泊の詩人画家と言われ、転々と居を移していましたが、大正13(1924)年、東京府下松沢村松原にアトリエ付きの住居を建てました。この建物は、「少年山荘」又の名を「山帰来荘〔さんきらいそう〕」といい、晩年の夢二が制作の拠点とした場所です。
 松原の少年山荘は、夢二の没後に荒廃してしまいましたが、夢二の次男不二彦氏の記憶をもとに夢二生誕95周年に当たる昭和54(1979)年、夢二のふるさとに復元いたしました。
 その名の由来は、「山静かにして太古に似たり、日の長きこと少年のごとし」(中国北宋の人、唐庚〔とうこう〕の「酔眠の詩」)であり、少年の日のごとく長い一日をこのアトリエですごしたいという、夢二の願いから名づけられています。
 「山帰来」というのは、この付近の山野に自生しているつる草の一種です。


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♪BGM:「宵待草」
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〔岡山県立図書館メディア工房〕