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宵待草の詩碑
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夢二は、明治43(1910)年千葉県の銚子で一夏を過ごした際、長谷川賢〔かた〕通称「お島さん」 と出会いました。明治45(1912)年、8行の「宵待草」の原詩を発表しました。
「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ
今宵は、月も出ぬそうな」
の3行詩は、大正2(1913)年、「どんたく」に発表したものです。
大正7(1918)年 多 忠亮〔おおのただすけ〕が作曲、セノオ楽譜から出版された「宵待草」は、今も多くの人に親しまれ、歌われています。
この詩碑は、有本芳水〔ありもとほうすい〕の書で、昭和37(1962)年建立されたものです。
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♪BGM:「宵待草」 |
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